ここでは、Orion HA (High Availability)の構築手順の大まかな流れを記載します。
・OrionHAの導入作業は、Orion HA の構築手順概要 - 導入編 を参照のこと
・詳細は以下URL情報(英語)を参照のこと
High Availability deployment walk-through
How failovers work
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1. プライマリ側> Webコンソール> 設定> マイOrion展開 をクリック

2. [サーバ]タブ 内、プライマリサーバとセカンダリサーバが正常(緑)の状態で存在していることを確認し、「高可用性プールを設定する」をクリック

3. HAプール名を任意で設定。仮想IPアドレス(VIP)を設定して、「次へ」

※VIPは、OrionHA構成時にアクティブ側サーバのみで自動で生成されるIPアドレス
※Syslog, Trap, NetFlow などの監視機器側から自発的に発報されるデータは、VIPに向けて投げるように設定しておく
※同じサブネットでOrionHAを構築する場合は、VIPのみ設定する (仮想ホスト名は不要)
4. 優先サーバの設定は適宜設定 (デフォルトは、優先アクティブサーバなし)

5. サマリーで内容を確認し、「プール作成」 をクリック

6. HAプールが有効となり、HA構成が完了
※メインプールのステータスは、構成後1分程度で緑となる

※以下はアクティブ側サーバで、VIPが有効となり現れている様子
