前回と今回のトピックでセットアップしたNutanix CEを監視システムで登録し、監視を行うことができるのかを確認します。

文中に出てくるOrionとはNPMを利用するためのコンポーネントになります。

 

NPM(評価版)の設定

セットアップ完了したNPMにログインをします。

初期設定時はパスワードなしでそのままログインできます。(のちにパスワード変更はお願いします)


Orionログイン画面

 

ログインするとトップ画面が表示されます。ここで右上の設定をクリックします。

Orionトップ画面


設定画面の中で「Network Sonar Discovery」をクリックします。

設定画面


Network Sonar Discoveryの画面において、「新しい検出を追加」をクリックします。

Network Sonar Discovery画面


Network Sonar ウィザードの画面においてSNMP認証を行います。コミュニティ名は特に決めていないのでそのまま「次へ」をクリックします。

Network Sonar Wizard画面(SNMP)


エージェント設定の画面になりますが、今回は初回のチェックを入れずそのまま「次へ」をクリックします。

Network Sonar Wizard画面(エージェント)


VMwareの設定項目になります。こちらについてはVMwareサーバがありませんが、そのままでも問題ないため「次へ」をクリックします。

Network Sonar Wizard画面(VMware)


Windowsの情報となります。こちらもそのまま「次へ」をクリックします。

Network Sonar Wizard画面(Windows)


対象ノードをIPアドレス、サブネットを指定して検出するか、特定のノードでホストを指定します。

Network Sonar Wizard画面(ネットワーク)


検出設定になります。こちらについてはデフォルト設定で変更せずに「次へ」をクリックします。

Network Sonar Wizard画面(検出設定)

 

検出スケジュール作成になりますが、こちらは頻度を「1回」の状態で検出をクリックします。

  (設定完了後にスケジュール頻度を変更する場合は別途設定をお願いします)

Network Sonar Wizard画面(検出スケジュール作成)


検出をクリックするとネットワークに対してノードを検出しに行きます。しばらくすると結果が返ってきます。

検出画面


Network Sonar 結果ウィザードが表示されます。そのまま「次へ」(または「インポート」)をクリックします。

Network Sonar 結果ウィザード画面(デバイス)

Network Sonar 結果ウィザード画面(インタフェース)

Network Sonar 結果ウィザード画面(ボリューム)

Network Sonar 結果ウィザード画面(インポートプレビュー)


インポートをクリックするとOrion DBへのデータ追加が行われます。

結果をインポート

 

Orionトップの画面に戻り、左上のすべてのノードのところで追加された不明のノードが見えていれば、それがNutanix CEのノードになります。

このあと、Nutanix SNMP Pollersを利用してNutanixのClusterを組まれているノードの認識を行います。


Nutanix SNMP POLLERSのセットアップ

Nutanix SNMP Pollersを以下のサイトでダウンロード可能です。

SolarWindsNutanixConfigs.zipをOrionが動作しているサーバでダウンロードします。(別サーバでダウンロードした場合には別途NPMサーバにコピーしてください)

NUTANIX SNMP POLLERのリンク先

こちらのファイルを展開すると以下のファイルが入っております。

Nutanix SNMP Pollersのファイル

 

2つのファイルが入っており、UnDPの拡張子のファイルがNutanix用のデバイスポーラーのファイルになります。(Universal Device Poller)

PDFファイルについては、デバイスポーラーの設定の手順書になります。

UnDPファイルを取り込みにはデバイスポーラーを立ち上げてインポートする必要があります。

デバイスポーラーはウィンドウズのアプリケーションとして提供されています。

NPMが動作しているサーバでデバイスポーラーを起動します。

アプリの一覧


ユニバーサルデバイスポーラーを起動します。こちらからデバイスポーラーをインポートします。

ユニバーサルデバイスポーラーの画面


先ほどダウンロードしたデバイスポーラーを指定し「開く」を選択します。

ユニバーサルデバイスポーラーのインポート


ポーラーをすべて選択してインポートする。

ユニバーサルデバイスポーラーのインポート


すべて定義済みポーラーで登録されます。その後はOrion(NPM)側での設定になります。

 

 

Orionのビュー設定

Nutanix CEの情報をブラウザ側で表示するためにOrion側でビューの設定を行います。

Orionのトップ画面から「設定」項目をクリックして「ビューを管理」をクリックします。

設定の画面で「ビューを管理」を選択


「ビューを管理」を選択し、ビューの編集画面に移ります。ここで「ノードの詳細-サマリー」を選択し「編集」をクリックします。

「ビューを管理」の画面


ノードの詳細の名称を「Nutanixノードの詳細」に変更して、更新ボタンをクリックします。

再度「ビューを管理」を確認してNutanixノードの詳細の項目が増えていることを確認します。

「ビューを管理」の画面


 

デバイスポーラーからビューへの変数設定

ポーラーの情報をNPM側に出力できるようにチャートにデータを送る設定を行います。

ClusterIopsの項目を選択し、右クリックして「Web表示」を選択します

ポーラーのWeb 表示設定

 

Web表示の項目でNutanixノードの詳細があります。こちらの「チャート」の内容にチェックを入れてください。

Web表示設定項目画面


こちらのチェックを残りのポーラーの項目に対しても同様の内容を行います。


 

NPM側のビューの項目追加

ビューの画面から「Nutanixノードの詳細―サマリ」を選択して、ビューの編集画面に移ります。

こちらの画面において、「列1」のリソースの項目にデバイスポーラーにて追加した項目がすべて載っているか確認します。

Nutanixノードの詳細内容


こちらが確認できたら、次はノードの登録に移ります。


NPM側のノード登録

NPMのすべてのノードの画面において不明のノードが出ていると思います。

一台は物理ホストのIPでもう一台はClusterIPアドレス(192.168.12.161)になります。

すべてのノード


このClusterIPアドレスについて、SNMPの設定を行います。

管理の画面にて「ノードの編集」をクリックします。

管理の画面


プロパティの編集の中でポーリング方法という項目があります。こちらで先ほどNutanix CE上でSNMPの設定で入れた項目を入力します。

こちらをすべて入力して、下のほうにテストという項目がありますので、クリックして確認します。

プロパティの編集画面

 

テストして問題なければ、Nutanix CE側から情報が取れることになります。

テスト結果

 

次はポーラーからの情報をNPMが取り込めるようにする必要があります。Nutanix CEのノードのポーラーを選択します。

Nutanix CEのサマリ

 

こちらを選択すると「ポーラーの割り当て」の画面に遷移します。この中でNutanixとつくものについてすべてチェックをつけます。


ポーラーの割り当て


こちらを有効にすると、Nutanix CEの中での監視を行うことができます。

ノードの詳細やレンテンシなどの情報がこのように見ることができます。

 

ゲストOS側の確認

NPMNutanix CE内のゲストOSの状態を確認します。


ゲストOSの状態確認

 

問題なくゲストOSも情報が確認できました。


 

考察

今回Nutanix CENPMSNMP Pollerを利用して監視することができましたが、やはりベータ版ということもありいくつか対応できないものがあった。(運用上特に問題はない)

AcropolisHypervisor)がKVMベースであったことから一度Solarwinds製品でも対応できていない部分についてはやはり表示ができなかっただと思うので、Product版がGAされてから再度検証した良いと思われる。

今までのハードウェアアプライアンス側の製品を直接設定したことがないが、そちらのものと比較して何が表示できて、何が表示できなかったのか?

そのあたりを今後調査していきたいと考えています。

一部動作が不安定なところもあり、うまく設定が反映されなかった時には再起動を何回か行うこともあります。

※現時点での対応でもSolarwindsの機能としては十分にシステム監視には利用できます。

 


eb表示の項目でNutanixノードの詳細があります。こちらの「チャート」の内容にチェックを入れてください。