SAM/NPM: エージェントを利用したサーバ監視

Version 2

    SAMやNPMによる監視は、基本的にはSNMPやWMIによる「Orionサーバ主導(Orion Server Initiated)」を用います。

    しかし、NAT/NAPT配下の環境にあるマシンを監視する場合は、(予め何らかのアクセス手段を構築しない限り)外部からのアクセスは不可能なので、上の方法では監視できません。

    このような状況の場合、NAT/NAPT配下のサーバマシンに対しては、エージェント(Orion Agent)が用意されています。

    エージェント導入のマシンに対する監視では、「エージェント主導(Agent Initiated)」利用できます。これにより、(SNMP TrapやSyslogのように)監視対象機器側からOrionサーバに対してデータを送付するできます。

     

     

    以下は、Windowsサーバに対するエージェント導入方法です。

      ※ 監視可能な項目は、基本的にはWMIの場合と同じ

      ※ Orionサーバ側のポート番号TCP17778を利用するので、事前に開放しておくこと

      ※ Orionで提供されるエージェントは上の目的だけでなく、QoEパケット分析センサーによるNRT/ART(Network Response Time/Application Response Time)の監視などを構築する際にも利用される

     

     

    1) Webコンソール> All Settings> エージェント設定

      

     

    2) エージェントソフトウェアをダウンロード

      

     

    3) Windowsを選択

      

     

    4) Install Manually を選択

      

      ※:この記事では、最も単純な手動導入について記載していますが、複数マシンへの配布などを構成することも可能

     

    5) エージェントバージョンの表示と、インストーラーファイル(約24MB)の入手

      

     

    6) 適当な場所に保存し、完了

     

    7) 入手したファイルを対象のマシンに持っていき、これを実行

      

     

    8) ウィザード開始> ライセンス規約承諾> 導入パスの指定>

     

    9) 通信モードの選択。通常は「エージェント主導(Agent Initiated)」を選択

      

     

    10) OrionサーバのIP(またはホスト名)と、Orion Webコンソールにアクセス可能な「Adminアカウント」のユーザ名/パスワードを入力

      

      ※Proxy環境の場合、ここで設定可能

       

    11) サマリーの表示。そのまま進め導入を完了させる

      ※再起動は不要

     

     

    12) 再度Webコンソール> All Settings> ノードを管理> 自動で追加されているので確認する

      ※デフォルトの場合、Agentマシンは自動で検出し、ノードに追加される

      ※過去に一度削除したことがある場合は自動検出しないが、エージェントの管理から手動で追加可能

      

     

     

     

    [関連情報]

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