Orion: アップグレード方法

Version 14

    ■ はじめに

     弊社では、お客様のご希望を可能な限り取り入れ、製品に反映すべく、日々努力しております。

     その結果として、新バージョンのリリースが頻繁に行われます。

     お客様よりいただいたフィードバックを元に新機能の追加、不具合改善、パフォーマンス向上などを

     実施しております。現在のご利用状況をご確認の上、アップグレードをご検討ください。

     

     

    ■ 事前確認

     - Orion データベースをバックアップします(NCM v7.3 時のDB や NTAのFSDBデータベースも同様にバックアップしてください)

     - ローカルAdministratorを使用してインストールします。ない場合は、一時的に作成して使用してください。後に削除することができます。

      ドメインアカウントを使用しないでください。

     - UACが有効な場合は、一時的に無効にします。

     - Windowsファイアウォールが有効な場合は、一時的に無効にします。

     - アンチウィルスその他のスキャンソフトウェアを一時的に無効にします。

     

     

    インストール/アップグレード/移行に関する事前確認のヒントもございます。あわせてご参照ください。

    Orion Install/Upgrade/Migration - TIPS: Before you start - SolarWinds Worldwide, LLC. Help and Support

     

    ■ アップグレード手順

    事前確認と計画

    1. メンテナンス契約(保守契約)を確認

      メンテナンス期間が終了している場合、メンテナンスが有効な日付までのバージョンまでしかアップグレードできません。

      メンテナンスの再契約などについては、営業までご連絡ください。

    2. 全般:Orion製品のバージョン確認方法 にて、現在使用中のバージョンを確認

    3. アップグレードしたいバージョンを確認し、アップグレードパスを確認

      利用モジュールが全て、下記バージョン以降となる場合、B)を確認します。

      1つでも下記より低いバージョンを利用している場合、A)を確認します。

      NPM v12.0、NCM v7.4、UDT v3.2.4、IPAM v4.2、VNQM v4.2、SAM v6.2、SRM v6.0 、WPM v2.1

      A) 上記バージョンより低い場合

      プロダクト・アップグレード・アドバイザーにて、アップグレードパスを確認します。

      あわせて、Windows ServerおよびSQL Serverのバージョンもご確認いただけます。

      アップグレード・アドバイザーは、以下のバージョン以降、対応しておりません。B)をご確認ください。

      NPM v12.2、NTA v4.2.3、NCM v7.7、UDT v3.3、IPAM v4.5.2、VNQM v4.4.1、SRM v6.5

      B) 上記バージョン以降を利用している場合

      Orion Installerを使い、バージョンアップを実施してください。

    作業準備

    4. SQLデータベースのバックアップを取得していることを確認

      全般: SQLDBのバックアップ/リストア方法

     

    5. Windows Updateが最新状態であることを確認する

      ※古いバージョンから段階的な更新が必要なケースでは、特に重要なプロセスとなります。

      - 何度か確認し、更新プログラムがないことを確認してください。

      - 更新後、HDD容量に空きがあることもご確認ください。(Windows Updateアーカイブで容量が変化するため)

    6. アンチウィルスなどのフォルダ除外設定が正しく実施されていることを確認

      Orion: アンチウイルス除外設定

    7. Orionサービスの全停止

      Orion製品全般: Orion サービスの停止/起動

    アップグレード作業

    8. 3のA)で確認したプロダクト・アップグレード・アドバイザーの手順に沿って、アップグレード作業を実施

      ※段階的な更新が必要なケースでは、各段階ごとに(自動で走る)設定ウィザードを完了する必要があります。

    9. 3のB)で確認した通り、Orion Installerを使い、バージョンアップを実施してください。

      参考資料: SolarWinds Orion Installer - SolarWinds Worldwide, LLC. Help and Support

     

     

    ■ 互換性チェック

    アップグレードアドバイザー (使い方解説:SolarWinds Product Upgrade Advisor

     

    Product Upgrade Advisor | SolarWinds Customer Portal

     

    日本語でのガイド

    1) 現在のOSとDBのバージョンを選択(オプション)

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    2) 現在ご利用ご利用中の製品とそのバージョンを入力

     スクリーンショット 2016-10-04 18.59.21.png

     必要に応じてAdd next productをクリックし、インストールしている製品を追加

     

    3) アップグレードしたい製品もしくは追加インストールしたい製品とそのバージョンを指定し、Check compatibilityをクリック

     スクリーンショット 2016-10-04 19.01.13.png

    4) 対応状況と結果がアップグレードパスが表示されます。

     スクリーンショット 2016-10-04 19.01.31.png

    ※アップグレードアドバイザーには一部の製品は含まれておりません。その際は、下記のコンパチビリティガイドをご確認ください。

     

    コンパチビリティ(互換性)

    Compatibility of SolarWinds Orion products for installation and upgrade and End of Life Support

     

     

     

    ■ ハードウェアアップグレードの検討

     

     - 仮想化環境上にて、vCPUやメモリのアップグレード検討

     - HDD から SSD (RAID1) への変更

     

    // 解説 //

     

     昨今ではサーバにSSDを搭載することは珍しくなくなってきました。

     

     持続的な運用を行っているとデータが蓄積されますが、Oiron Web Console 表示やレポート出力において、

     過去のデータを大量に読み出すとき(過去数ヶ月など)に、ディスクI/Oが追いつかず、データ読み出しに時間が

     かかりタイムアウトにて表示されなかったりといったケースがまま御座います。

     

     Database チューニング(フラグメンテーション解消や保存期間を短く変更)も重要ですが、ディスクI/Oそのものを

     変更することで、ディスクボトルネックなく安定的な運用が可能となります。

     

    NPM 12.0 system requirements - SolarWinds Worldwide, LLC. Help and Support

     

      Solid state drives (SSD) are recommended for all components.

     

    SQL Server configuration best practices - SolarWinds Worldwide, LLC. Help and Support

     

    • For the tempdb database, a RAM disk or an SSD disk can be used.
    • An SSD disk can be used for data files, but it is not effective for the transaction log where sequential access is most important.

     

    // 参考情報 //

     

    SSD の性能 - 入門編(PDF)

    IOPS - Wikipedia, the free encyclopedia