全般: トラップビューア(Trap Viewer) クイックビュー

Version 9

    OrionNPMやSAMなどには、SNMPトラップを受けつけるツールとして「トラップビューア」がデフォルトで付属し導入されます。

     

    受け取ったトラップはWebコンソール上に表示されますが、これらはトラップビューアのデータが転送されているものです。

    SNMPトラップはSyslogなどと同様、デバイス側からのアクションなので、

     ・トラップを送付するデバイス側に対し、OrionサーバにTrapを投げる設定がされている

     ・利用されるポート(UDP162)がOrionサーバ側で開放されている

    ことで、トラップを受けることができます。

     

    以下はトラップビューアの利用方法です。

     

     

    1. トラップビューアを起動

     

    2. Current Trap タブには、受信したトラップが表示される。

     

    3. File -> Settings から、表示内容(列、Refresh間隔、ルールなど)の基本設定が可能

     ※ヒント: 保持期間はWebコンソール->設定->ポーリング設定 内で設定

     

    4. View -> Search Traps から検索が可能

     

    5. 上のSettings、或いはView -> Alerts/Filter Rules から、受信したトラップに対する処理ルールの設定が可能。「Add New Rule」から構成する

     

      ※Current TrapsやSearchの結果から、より直接的にルールを作成することも可能。

     

    6. ルールを構成したいトラップを右クリックし、Add Rule

     

    7. Generalタブには、Nameが入る(任意に'変更可能)

     Source IP Addresses にてトラップ送付元のフィルタリングが可能 (「*」で全ての送付元)

     

    8. DNS Hostname タブにて、ホストネームでのフィルタリング

     

    9. Trap Details タブでは、Trap詳細内の記述によるフィルタリング

     

    10. Community Strings タブでは、コミュニティ名によるフィルタリング

     

    11. Conditions タブでは、条件によるフィルタリング

     

    12. Time of Day タブでは、受信時間によるフィルタリング

     

    13. Trigger Threshold タブでは、受信Trap数による制限が可能。

     例えば、短時間に多量のトラップが送付されてくるような状況において、そのアクション数を抑えることが可能

     

    14. Alert Actions タブでは、上のフィルタリング内容が全てTrueの場合に発生させるアクションを指定する。

     アクションには、Emai送付やTrap転送など様々なアクション指定が可能。また「Discard the Trap (無視する)」設定も可能

     (以下の[ヒント]も参照のこと)

     

     以下はEmail送付の設定箇所。タイトルやメッセージに変数(variables)を利用することも可能

     

    15. ルール設定後は、前の画面に戻る。

      ルールを複数設定した場合、ルール実施の順位を定義することが可能。(以下の[ヒント]も参照のこと)

      ここでは、ルールのインポート/エクスポートも可能

     

     

     

    [ヒント]

    1. Alert Actionの

    - Discard the Trap: 送付されてきたTrapを受信せずに破棄するの意味。Trap Viewerの表示にもDatabaseにもデータが残らない。

    - Stop Processing Trap Rules: このアクションを持つルールより以降のルールを実施しない

      

    これらのアクションを定義したルールの順位を高くしておくことで、

    ・特定のIPアドレスから送付されてくる特定のTrapは、データも残さず完全に無視する

    ・特定のIPアドレスレンジから送付されてくる特定のTrapは、データは残すが、アクションは起こさない

    などの除外設定が可能です。

      

     

     

    2. Flag the Trap with a specific color: 表示されるトラップに色をつけることができます。

     

    この色付けは、トラップビューア内と、Webコンソール上の両方に反映されます。

     

     

     

    3.  Change the status of an interface: インターフェイスがダウンしたトラップを受信した時に、即時、インターフェイスステータスが変更されます。

     この設定を行わないかぎり、通常のポーリング間隔でしか、インターフェイスダウンを検知いたしません。

    Action.png

     

    Action-Down1.png

    Action-Down.png

     

    本設定を行う場合は、以下2点の確認が必要となります。

     - ノード および インターフェイスが Orion に登録されていること

     - トラップビューアーにて、"Change the status of an interface" の設定をしていること

     

    Orion に登録されていないノード および インターフェイスはステータス変化致しません。

    (トラップビューで見るだけとなります)

     

     

    4. Tag the trap: 受信トラップにタグを付与することができます

      

      ※ヒント: 日本語や変数の挿入も可能(但し100文字まで)

      

      メニュー> Files> Settings> Displayed Column にて、Tagを表示させる

      

      Ruleに該当のTrapを受信時、Tag列に表示される

      

      ※ヒント: Webコンソール上の ALERT&ACTIVITY> Traps や Message Center には Tagの表示はできませんが、カスタムテーブルを利用した表示は可能です。(以下は例)

      

     

     

    [関連情報]

    デフォルトでは用意されていない表やグラフを、管理コンソールに作成する方法

    全般: Syslogビューア(Syslog Viewer) クイックビュー

    Available trap alert actions - SolarWinds Worldwide, LLC. Help and Support