NPM: 依存関係(Dependency)の構築方法 クイックビュー

Version 4

    NPMにおいて、コアスイッチ及び、それ以下に接続されるネットワーク機器(各フロアやパーティションに配置されるスイッチ)など全てを監視ノードとした場合、コアスイッチの障害により、接続される機器全ての疎通が不可となり、ノードダウンのアラートが大量に発生するケースがあります。

    管理者は大量のアラートを受け取ることになりますが、どのアラートが本当に必要なアラートなのかを判別するには、相当な手間がかかります。

     

    依存関係(Dependency)とは、このような監視対象ノードのつながりを「依存(親子)関係」と見なすことで、親機の障害時により、子機の疎通が取れなくなった場合は「到達不可」と見なし、「ダウン」状態と区別することでアラートの大量発生を防ぎ、管理者による問題判別の負担を軽減することができる機能です。

     

    依存(親子)関係の構築は、基本的には「親機・子機」を指定するだけであり、非常に簡単です。

     

    1. Webコンソール->設定->依存関係を管理->[新しい依存関係を追加]

     

    2. 親機となるノードを選択

     ※ヒント

     上の例では、ノードを親としているが、特定のインターフェイスやグループを指定することも可能

     グループは予め作成されているものから選択する

     

    3. 子機となるノードを選択

     ※ヒント

     上の例では、グループを指定しているが、特定のノードを指定することも可能

     グループは予め作成されているものから選択する

     

    4. 内容を確認して「送信」して完了

     

    5. 構築した依存関係が表示されている

     

     

    [動作例]

    今回の例では、R1を親として、R2,3を子グループとした

     

    R1がダウンした時の表示。R1のみダウンで、R2,3は「到達不可」であるがダウンではない。

     

     

     

    ※ヒント

    ・上の例では、R2, R3を子グループとしているが、"R1-R2"と"R2-R3"のそれぞれを親子関係とすることで、「親-子-孫」間の依存関係になる。

     この場合、R1がダウンの場合、R2、R3が共に到達不可となる。

     

    ・グループ化やカスタムプロパティを利用すると、作成がより容易になる。

    グループ作成 クイックビュー

    カスタムプロパティ クイックビュー

     

    ・NPM v11.5.x 以降から、「依存関係の自動化」機能が追加されているが、デフォルトでは無効化されている。

     Webコンソール->設定->ポーリング設定内から有効化できる

     これはネットワークトポロジ機能から自動的に依存関係を判別し依存関係を構築する機能だが、自動生成された依存関係には編集を加えることができない。