カスタムプロパティを用いて、特定の監視項目のみアラートを通知(又は抑制)させる方法

Version 5

    アラートの通知は、基本的には「監視対象の状態変化に対して発生させる」ものですが、このトピックのキーは「状態変化のない監視対象に対して、カスタムプロパティの値の変更によりアラート発生/抑制」を制御する点です。

    この違いにより、構成すべきトリガー条件の設定に若干の技が必要になります。

     

    ※当然ですが、以下を構成した場合でも、「監視対象の状態変化」に対して通常通りの反応をします。

     

    ここでは以下の2つの例を示します。

    ・特定のインターフェイスに対してのみ、ダウンアラート通知する

    ・特定のインターフェイスに対してのみ、ダウンアラート抑制する

     

     

    1. 特定のインターフェイスに対してのみ、ダウンアラート通知する

     

    インターフェイスに対して「監視対象」のカスタムプロパティを設ける

    ※プロパティ名は任意。今回は「監視対象」とした

    ※カスタムプロパティの詳細については以下を参照のこと

    カスタムプロパティ クイックビュー

     

    アラートを通知したい(監視対象としたい)インターフェイスに対しては、yesを書き込む

    ※値は何でも良い。今回はyesとした

     

     

    ※以下はNPM v11.0以前の「アドバンスド・アラート・マネージャ」での記述

    ※Advanced Alert Managerの詳細は以下を参照のこと

    アドバンスド・アラート・マネージャ クイックビュー

     

    Trigger Conditionタブで以下のように構成する

    ※ALLとANY、複数の条件が組まれていることに注目

     

    Reset Condition タブでは、以下のように構成する

     

    Alert Suppression は、空白のままにしておく

     

    以上により、同カスタムプロパティの値を「yes/空白」と随時変更することで、yesとしたインターフェイスに対してのみアラートを通知することができます。

     

     

     

    2. 特定のインターフェイスに対してのみ、ダウンアラート抑制する

     

    インターフェイスに対して「非管理」のカスタムプロパティを設ける

    ※プロパティ名は任意。今回は「非管理」とした

    ※カスタムプロパティの詳細については以下を参照のこと

    カスタムプロパティ クイックビュー

     

    アラートを抑制したい(非管理としたい)インターフェイスに対しては、yesを書き込む

    ※値は何でも良い。今回はyesとした

     

     

    Trigger Conditionタブで以下のように構成する

    ※上の例1と条件が逆転しているに注目

     

    Reset Condition は、「Reset when trigger condition are no longer true」とする

    ※上の例1とは異なる

     

    Alert Suppression は、空白のままにしておく

     

    以上により、同カスタムプロパティの値を「yes/空白」と随時変更することで、yesとしたインターフェイスに対し、アラートを抑制することができます。

     

     

     

     

    NPM v11.5以上などのWebアラート機能の場合でも、条件設定は例1,2と同じ (以下は例2の例)

    ※Webアラート機能の詳細は以下を参照のこと

    Web-based アラート管理 クイックビュー

     

     

     

    これらを応用して、特定のノードに対するアラート通知/抑制なども、構成可能です。